メタルフリー治療の流れ｜徳島の審美治療なら「浜口歯科」

現在お困りになっている症状についてお伺いし、それに対する大まかな治療内容についてお話させていただきます。治療に関する疑問や不安な点などがあれば、何でもお気軽にお尋ねください。当院では、患者様一人ひとりの状態・状況に合わせた治療プランをご提示しています。

また、カウンセリングの内容から金属アレルギーの疑いがある方に対して、パッチテストを行います。パッチテストにより、患者様がどの金属によってアレルギー症状を起こすのかを確認できます。

歯科用CTにて、患者様の顎全体を撮影します。撮影したデータは3D画像で表示できるため、従来のレントゲン撮影などよりも詳細に顎の状態を把握できます。撮影は椅子に座った状態で頭部を固定して行います。10～25秒ほど、機械が頭部の周りをぐるりと回転しますので、顔を動かさないようご注意ください。

なお、当院が導入しているKaVo 3D eXamは、世界でもっとも普及している信頼性の高い歯科用CTです。検査による被曝量は医科用CTの10～20分の1という少なさで、撮影に要する時間も短くて済むという特徴があります。

CT検査および口腔内チェックにより、アレルギーの原因となっている金属の存在がはっきりしたら、これを除去する処置に入ります。原因となっている詰め物・被せ物・入れ歯、さらにそれらの接着に使われていた接着剤まできれいに取り除きます。

原因物質を除去した部分を補う技工物を作製します。当院には歯科技工士が在籍しているため、歯科医師とのスムーズな連携とすばやい対応が可能。実際に技工士が患者様の口腔内の状態を確認することもできるため、より精度の高い高品質な技工物をお作りできます。もちろん、作製にかかる期間も短縮できます。

技工物が完成したら、それを用いて再び治療を行います。メタルフリー治療で主に使われる素材は以下のようなものが挙げられます。

前歯の技工物

奥歯の技工物

メタルフリー治療後、金属アレルギーによる症状はゆっくりと改善されていきます。しかし、症状が治まったことで安心して、日頃のケアを怠らないように気を付けましょう。アレルギー症状から解放されても、虫歯や歯周病にかかってしまってはせっかくの治療も意味がなくなってしまいます。

メインテナンス実施計画を立てる

メタルフリー治療終了時に、今後のメインテナンス計画を立てます。計画は、患者様一人ひとりの状態・検査結果・ご希望などを考慮して立てるため、誰もが同じものというわけではありません。メインテナンスの内容・期間・かかる費用なども併せてご説明いたします。

経過観察

まずは治療後1か月間を経過観察期間とします。1か月が経過した時点で来院していただき、口腔内の状態を検査。問診では、アレルギー症状の変化や治療部位の不具合の有無などをお伺いいたします。検査や問診の結果によってメインテナンス計画が変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。

定期検診

メインテナンス計画に沿って、定期的に検診を受けていただきます。検診では、アレルギー症状の経過観察のほかにも、虫歯・歯周病の予防処置も行っていきます。具体的な処置内容は以下の通りです。